OTC薬の違い
これまで医師の処方せんによらなければ使用できなかった医療用医薬品の中から、医療用として使用実績があり、副作用の心配が少ないなどの要件を満たした医薬品を薬局などで処方せんなしに購入できるよう一般用医薬品へスイッチしたものをスイッチOTC薬という。
スイッチOTC薬自体の価格は一般に医療用のそれよりも高く健康保険も適用されないが、医師の診察料、検査料や処方せん料などが不要なため、同一の薬剤を処方されるのであれば安く済む事も多く、効果も医療用と同等で、診察や調剤の待ち時間がかからず利便性が高い。厚生労働省も近年の医療費の増大から、こうした健康保険の負担がない医療用医薬品のスイッチOTC化の合理化を推進しようとしており、既に抗真菌薬、H2ブロッカー、口唇ヘルペス治療薬や肝斑改善薬などがスイッチOTC化されている。さらに今後は高コレステロール、高血圧、高血糖に使用する医薬品もスイッチOTC化することが検討されている[1]。
しかし、医学的知識のない者による医薬品の自己使用は病状の悪化をもたらすこともあるので、こうした一般用医薬品の使用は薬剤師などに相談の上、原則短期間に留め、重症の際や服用しても症状がよくならない場合は、直ちに医療機関を受診することが勧められる。
出典:wiki
最終更新日:09/11/21